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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況 パート1

2020.07.09

「シアトルのコロナの状況はどうですか?」など、新型コロナウィルスの海外買い付けへの影響についてのお問い合わせを、7月に入りたくさん頂いております。
このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
アメリカ古着買い付けは、先を見通しにくい時期が続きますが、日々変わっていく当地の情報を、次の買い付け・海外仕入れ計画にお役立ていただけると幸いです。

 

シアトルの近況 – JULY 2020

シアトル近郊(キング郡)では、新型コロナウイルスの影響でまだ一部の外出規制などが残っていますが、レストランや小売店が条件付きで営業を再開し、公園の使用やハイキングなどのアウトドアは少しずつ規制が緩んできました。

段階的に、少しずつ日常を取り戻しつつある、といったところでしょうか。
トレンドターゲットへは、7月に入り4名の古着バイヤーさんが来社され、シアトル近辺で買い付けされています。

ワシントン大学近辺の古着屋などの様子

6月が卒業シーズンのアメリカ。里帰りする学生も多いため、夏は普段でもひっそり目のワシントン大学の学生街(Uディストリクト)の様子です。7月8日(水)午前中に訪問してきました。
(以下写真は全てトレンドターゲット スタッフ撮影)

この近辺には、学生に好まれるスリフトや古着の人気ショップもあり、大方の店舗は営業していました。


シアトル・ユニバーシティーディストリクトの様子
(古着ショップ・バッファローエクスチェンジ前)

歩行者は、屋外でもきっちりマスクを着用している人が多かったです。

人気の古着ショップRED LIGHTのメインウィンドウのマネキンもマスク着用!

 

古着ショップ・レッドライトのウィンドウ


全米を席巻しているBLACK LIVES MATTER(公民権)関連のストリートアートもたくさん見受けられました。


シアトル・ユニバーシティーディストリクトの様子



あるお店の入り口にはこんな張り紙が。7月7日から、ワシントン州では、飲食店・小売店など公共のスペースに入る際、マスクの着用が義務付けられるようになりました。
マスクを着用していない顧客は入店拒否せよという厳しそうな印象の規則ですが、入店時にマスクを着用しているか目視でチェックされる程度ですので、別段難しい規則ではないと思います。

 


マスク着用義務の張り紙


シアトルの老舗映画館・グランドイリュージョン。
普段は上映中のタイトルが書いてある看板は、「オンライン上映」のお知らせ。


映画館・グランドイリュージョンの看板

 
教会は入場率25%で営業できるそうですが、信仰の場をオンラインだけに限定し、建物はクローズのままというところも多いようです。
シアトル・ユニバーシティーディストリクトの教会はまだ閉会中のようでした

 

まとめ〜 シアトルの感染状況・入国制限など

【感染状況(更新日:7月7日)】

ワシントン州では、約38,000名の感染者が確認されています。
以前出ていた自宅待機命令は、段階的に解除されています。

【入国制限(更新日:7月8日)】

随時更新される情報ですので、詳細はこちらをチェックして下さい(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。7月8日現在、米国疾病予防管理センター(CDC)は日本の感染症危険情報度合いをレベル3(渡航中止勧告)としています。


アメリカへの入国制限など流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。