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次のシアトルでの買い付けのために パート2

2023.03.24



コロナの状況が落ち着きを見せる今日この頃、海外買い付けを再開された古着バイヤーさん、また
「これから古着ショップを始めたい!」 
というお客様から輸入の方法についてお問い合わせを頂いております。

今回のブログエントリーは、アメリカ買い付けに必須の運転に関連したお話です。

シアトルを含むパシフィックノースウェスト地域では、今冬は2月末ごろ、思わぬ大雪や氷点下気温に見舞われ、バイヤーさんの買い付け行動に影響を与えました。
現地にいらした古着バイヤーさんのレポートを元に、お届けします。

冬季のアメリカ古着買い付けについて –  FEBRUARY 2023

2月は、航空券が比較的お安い時期であるせいか、古着バイヤーさんに人気の「買い付け月間」と言えます。
急に冬気候がぶり返した、今年の2月最終週前後も、たくさんのバイヤーさんが訪米されていました。

そんな中、ワシントンから足を伸ばして買い付けに行かれる方が多いオレゴン、また、その先のアイダホ、ユタ、モンタナ州などでは高速道路の一部閉鎖やチェーン規制などが続出。
そのため、迂回を余儀なくされたり、中にはパトロールしていた警察の人に、
「チェーンを買って来ないとこの先通れません。」
と言われ、教えてもらった近所のタイヤショップで急遽チェーンを購入して、その場でYouTubeを見ながらチェーンを装着したというバイヤーさんもいらっしゃいました。

最初の写真は、凍結していた道路の様子です。
オレゴン州ユージーン〜ベンド間の道路(OR126でしょうか?)で、積もった雪ががっちり凍結している様子がわかります。
両脇の、雪が積もった杉の木の向こうに青空がのぞく様子は美しいですが、緊張して運転していたので見惚れていられなかったと、バイヤーさんより伺いました。

来年以降になりますが、冬季、シアトルやポートランドから北東方面へ買い付けを計画される皆さま、どうぞ安全第一でご活動下さい。

レンタカーのトラブルでカスタマーサービスと交渉

凍結した地域で運転していたためか、今回、駐車しておいたレンタカーに戻ったらバンパーにこすったような傷がつけられていたというバイヤーさんがいらっしゃいました。
また、同じバイヤーさんが雪山を運転していた際、要オイルチェンジのランプが点灯してしまい、不安になったので自費でオイルチェンジをした、という経験を伺いました。

レンタカーは適切にメンテされているべきですので、返却の際、一応状況を説明されることをおすすめしたところ、負担したオイルチェンジ代金は領収書提示の後、その代金を差し引いた金額のレンタカー代金請求になったそうです。
当てられた傷についてはレポートを書くのみで何事もなく片付いたそうです。
ちなみに会社はHertzをご利用されたとのこと、シアトルのカスタマーサービスは対応が良いようですね。

*このブログエントリー執筆にあたり、ベテラン古着バイヤーさん・T様にご協力頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。*

道路状況確認に便利なWebサイト

悪天候が心配される場合、先の道程を決めるのに便利なサイトをご紹介します。

Tripcheck.com
オレゴン運輸省が運営するサイト。
地域別、また道路別に状況が検索できるので便利。
どの道路のどの辺りで規制があるか書いてあります。

Wsdot.com
ワシントン運輸省が運営するサイト。
最初のオプションで道路を選択し、次のオプションで街の名前2つ(シアトル/ベリンガム など)を選択すると、その区間でどのような規制があるか表示されます。

まとめ〜 入国制限など今気になる点について

【入国条件・制限(更新日:3月21日)】

昨年6月より、アメリカへの渡航要件が変更となりました。
それまでアメリカへ渡航する際はPCR検査による陰性証明書の提示を必須としていましたが、同措置は撤廃されました。現在は英語で記載されたワクチン接種完了証明書(海外渡航用の新型コロナウイルスワクチン接種証明書)のみ提示が求められます。渡航する際はワクチン接種完了日から14日間以上の経過が求められ、該当しない方は航空機への搭乗が認められません。

また、渡航前に以下の書類提出も必要となります。

以上こちらより抜粋しました(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。

また、日本への帰国あたり、有効なワクチン接種証明書(接種回数は3回以上)を保持している全ての帰国者・入国者については、出国前72時間以内のPCR検査証明の提出が求められないことが昨年決定されました。詳細はこちらをご参照下さい。

アメリカ古着買い付けから帰国される際の手間と費用が少し減ったこと、バイヤーさんには朗報ですね。

引き続き、滞在期間を長めに取って渡米される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂いております。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。

当社倉庫(シアトル)外からの発送手配にも対応いたしますので、他州などからの買付・発送を検討されている場合は、お問い合わせ下さい。簡単な流れはこちらをご参照下さい。

アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。