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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況 パート4

2020.09.23


「シアトルのコロナの状況はどうですか?」など、新型コロナウィルスの海外買い付けへの影響についてのお問い合わせを、引き続きたくさん頂いております。

このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
アメリカ古着買い付けは、先を見通しにくい時期が続きますが、日々変わっていく当地の情報を、次の買い付け・海外仕入れ計画にお役立ていただけると幸いです。


シアトルダウンタウン・パイクプレースマーケットの近況 – SEPTEMBER 2020

シアトル観光スポットの知名度では1、2を争うパイクプレースマーケット。地元産の農産物や生鮮食品から、新鮮な魚介類まで、美味しいもの大集合の老舗市場です。

この市場もレストランや小売店が営業を再開しており、訪問した9月最初の週末は祝祭日と重なったこともあり、ショッピングや散策を楽しむ大勢の人で賑わっていました。
(写真は全てトレンドターゲット スタッフ撮影)

アウトドアダイニングで3密を回避

マーケットに足を踏み入れるとまず目に入るのが、アウトドアダイニングのスペースを新しく設けて営業するレストラン。
9月の時点では、シアトルのレストランは50%のキャパシティーで営業が許可されていますが、
アウトドアのテーブルに着席するお客はこの50%にカウントされないため、屋内のスペースに追加して屋外にテーブル席を設けるレストランが多いようです。
屋外のダイニングスペース専門のウェイトパーソンを雇うなど、ワシントン州の規定に沿えば、自分のレストランに面した歩道の一部などにテーブル席を出す許可が出るそうです。

 

シアトル・パイクプレースマーケット入り口付近の様子
(パイクストリートとファーストアベニューの交差点近辺)

歩行者は、屋外でもマスクを着用している人がほとんどでした。



人気のギリシャデリも、サクッと食べられる歩道席を設けて営業中。




いつも新鮮な魚が山積みのピュアフードフィッシュマーケット。
ここでの買い物はハズレがありません。



魚投げパフォーマンスで有名なパイクプレースフィッシュ。
お店は営業中ですが、接触リスクなしでの買い物を楽しんでもらうために、ドライブスルーのピックアップなども提供しています。


 

まとめ〜 シアトルの感染状況・入国制限など

【感染状況(更新日:9月22日)】

ワシントン州では、約82,000名の感染者が確認されています。
以前出ていた自宅待機命令は、段階的に解除されています。

【入国制限(更新日:9月22日)】

随時更新される情報ですので、詳細はこちらをチェックして下さい(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。アメリカへ渡航後の自己隔離は一部の州で「推奨」に変更されており、規制は緩和される傾向にあります。

9月〜10月にかけ、多数の古着バイヤーさんからトレンドターゲットへの来社予定をご連絡頂いております。すでに帰国されたバイヤーさんは、皆さんシアトル近辺で無事に古着仕入れをされています。

この時期、少し長めに滞在を計画される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂きました。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。

アメリカへの入国制限など流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。