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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況パート7

2021.03.09


「シアトルのコロナの状況はどうですか?」など、新型コロナウィルスの海外買い付けへの影響についてのお問い合わせを、引き続きたくさん頂いております。

このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
アメリカ古着買い付けは、先を見通しにくい時期が続きますが、日々変わっていく当地の情報を、次の買い付け・海外仕入れ計画にお役立ていただけると幸いです。


ワシントン〜オレゴンへの古着買付け近況 – MARCH 2021

前回の記事で、日本出入国の際に義務付けられたPCR検査(陰性証明)についてご案内いたしました。
2月の間、ワシントンとオレゴン方面へ買い付けにいらした古着バイヤーさん達から実際に伺ったところ、アメリカに滞在中に必要なPCR検査の予約、また陰性証明の印刷が「結構やっかいです」というお話を聞きました。
そこで今回は、アメリカ買付期間中のPCR検査予約方法事例と、検査結果を携帯電話から印刷する方法について、ご案内させて頂きます。

情報提供して下さった皆さま、ありがとうございました! またよろしくお願いいたします。


アメリカ買付期間中の、PCR検査予約方法事例

日本出国にあたり、出国前の72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明をご利用の航空会社へ提出しないと搭乗できません。
詳細は、外務省のこちらの情報をご覧下さい。

また、日本入国にあたり、アメリカ出国前の72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明(印刷したもの)が必要になります。
今回は、シアトル市(キング郡)が無料で提供しているPCR検査のウェブ予約の方法をご案内します。

まず、シアトル市のウェブサイト内のCOVID-19検査(症状がない方用)ページを開きます。
こんなページです。

 



ご利用希望の検査所(ドライブスルー)を選んでスケジュール用のリンクをクリック。次のページに予約可能な日時が表示されるので、ご希望の時間をクリック。

次のページで、検査の理由(REASON FOR VISIT)を入力します。日本帰国が目的の場合、Overseas travelなどが適当かと思います。

Continue をクリックして次のページへ。



このようなページが表示されるので、お名前(名・性)・生年月日・性別・携帯番号・メールアドレス(必ず)・ご住所を入力し、最後の利用規約のボタンをクリックして Continue を押します。
メールアドレスはオプショナルとなっていますが、陰性証明は添付ファイルで送信されてきますので、必ず入力して下さい。

予約が完了すると確認のメールが送信されてきます。

シアトル総領事館の情報によると、上記でご案内したキング郡の無料検査場で発行された陰性証明書は、日本入国時に認められたとのことですので、書式の違いなどについて心配する必要がなく、安心ですね(検査証明のフォーマット詳細はこちら)。
また、サイト上では、検査結果が出るまで48〜72時間要すると書いてありますが、実際は12時間以内に検査結果が来たというお客様の事例を確認しています。



買い付け期間中に、携帯を利用して陰性証明を印刷!

検査結果は通常メール(pdfなど)で送信されて来ますが、これを日本への入国前に印刷しないといけません。これはちょっと、面倒になるのではと思い、
「では当社で印刷しておきましょうか?」
と申し出たところ、是非とのご返答を古着バイヤーの皆さまより頂きました。
そこで、この書類は、当社へご来社前にご送信頂ければ、印刷したものを買い付け商品お持ち込みの際にお渡しします。
「印刷サービスを探す手間が省けて助かりました!」と嬉しいお声を頂きました。

帰国日が週末だったりして、当社の印刷サービスを利用できないバイヤーさんには、フェデックスオフィスの「モバイル印刷サービス」(Fedex Office Print & Go)が便利です。
手順は下記の通りですので、ご参照下さい。

まず、テスト結果のPDFファイルをprintandgo@fedex.comまで送信して下さい。件名はどんなものでも構いません(例:print job)。折り返し、印刷に必要なリトリーバルコード(retrieval code)が送信されてきます。このようなメールです。



次に、最寄りの FedEx Officeへ出向いて頂き、リトリーバルコードを入力してセルフサービスプリンターからテスト結果を印刷します。

セルフサービスセクションはこんな感じ。


利用できるプリンターの目印はこれ。


  1. タッチスクリーンを押して、まずPRINTをハイライト、その横のオプションからPRINT WITH RETRIEVAL CODEをクリック。
  2. 支払い方法の選択です。PAYMENT OPTIONをクリックし、ご利用のクレジットカードを表示通りの方向に挿入して下さい。
  3. REVIEW AND ACCEPT TERMS AND CONDITIONS OF USEと書いてある画面が表示されます。右下のACCEPTをクリック。
  4. PRINT WITH RETRIEVAL CODEと書いてある画面が表示されます。タッチスクリーンで、上記1.で受信したリトリーバルコードを入力して下さい。
  5. 印刷する書類の名前が確認のため表示されます。書類名をクリック。
  6. 書類の内容が表示されます。画面右下のNEXTをクリックして下さい。
  7. 次のPRINT JOB CONFIRMATIONと書いてある画面に、料金が表示されます。右下のPRINTボタンを押すと印刷が開始されます。PDFファイル1枚印刷の料金は14セントでした。
  8. PRINTING COMPLETEと書いてある画面が表示されます。右下のEND SESSIONをクリックして終了です。

 

まとめ〜 シアトルの感染状況・入国制限など

【スリフトショップ・レストラン・コンビニなどの営業状況(更新日:3月9日)】

ワシントン州では、スリフトを含むショップはキャパシティの25%の入店が許可されています。
入店にあたりマスク着用が義務付けられています。
シアトルのあるキング郡は、2月からは、レストランは店内キャパシティの25%のみ着席許可、テークアウト・宅配・アウトドア席は営業が許可されております。営業時間などは事前確認がベストです。
詳細はワシントン州政府の情報(日本語)をご参照下さい。

【入国制限(更新日:3月9日)】

随時更新される情報ですので、詳細はこちらをチェックして下さい(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。

この時期、少し長めに滞在を計画される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂きました。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。

アメリカへの入国制限など流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。