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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況パート12

2021.11.04


「シアトルのコロナの状況はどうですか?」など、新型コロナウィルスの海外買い付けへの影響についてのお問い合わせを、引き続きたくさん頂いております。

このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
アメリカ古着買い付けは、先を見通しにくい時期が続いておりますが、10月もたくさんのバイヤーさんにご来社頂きました。
10月は、年末年始の販売を見据えて買付けをされていたバイヤーさんがほとんどだったかと思いますが、州をまたいでオレゴンはもちろん、アイダホなどへも足を伸ばされていた方もいらっしゃいました。
11月8日からは、空路での入国にはワクチン接種証明提示が義務化されます。
日々変わっていく当地の情報を、次の買い付け・海外仕入れ計画にお役立ていただけると幸いです。

ワシントン〜オレゴンへの古着買付け近況 – NOVEMBER 2021

今回は、11月8日施行になる、アメリカへ空路で入国する渡航者に対する米国の新たな水際措置について、シアトル日本領事館からの情報をもとにご案内します。

アメリカへ渡航するための必須条件

11月8日以降、アメリカへ渡航するための必須条件は3つです。

1)出発前検査結果の提示
2)ワクチン接種証明の提示
3)アメリカ滞在時連絡先情報の提供

それぞれについてご説明します。

まず1)について、COVID-19のワクチン接種が完了している方は、出発前3日以内に受けたCOVID-19ウィルス検査の陰性結果提示が必要です。

2)について、COVID-19のワクチン接種を完了している必要があります。
1回接種型と2回接種型がありますが、いずれも必要回数の接種完了後14日以上経過していることが必須です。
認められるワクチンの種類、また証明書の有効なフォーマットについては、米国の新たな水際措置の「イ」及び「ウ」をご参照下さい。
18歳未満の方やワクチン接種が医療上難しい方などは例外です。
詳細は、米国の新たな水際措置の「エ」をご参照下さい。

3)については、COVID-19以前も求められていたかと存じますが、今回は特にCOVID-19患者と濃厚接触した可能性がある場合に連絡が取れるよう下記情報を利用航空会社へ提供します。

<提供する情報>
・氏名(旅券上の表記)
・米国滞在中の住所(郵便番号や番地を含む)
・主な電話番号
・その他電話番号/緊急の電話番号
・メールアドレス
※米国滞在中に電話やEメールへのアクセスができない場合は、(日本の連絡先ではなく)滞在先ホテルや滞在を共にする友人、親戚の連絡先などを記載。

アメリカでの古着買い付け後、日本入国(帰国)にあたり、アメリカ出国前の72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要になります。
この陰性証明のフォーマット詳細、およびシアトル近辺の信頼できるPCR検査場についての情報は、こちらのブログ記事をご参照下さい。

当社をご利用のお客様には、PCR検査予約等の手続きをお手伝いさせて頂いております。
買付荷物お持ち込みのついでにお声をかけて頂ければ対応させて頂きますので、お気軽にどうぞ。


検疫強化に伴う日本入国後の手続き – アップデート

9月20日から、アメリカから帰国される方は、これまで義務付けられていた宿泊施設3日間待機”不要”になりました。
詳細はこちらです。

ご参考までに、これまでの措置について:
6月以降、コロナウィルス変異株B.1.617(通称「デルタ株」)指定国・地域から帰国されるすべての旅行者は、入国後、検疫所が確保する宿泊施設に滞在してから帰宅が許可されていました。
シアトルを含むワシントン州もこの指定に入っておりましたため、アメリカ買付から帰国されたお客様は、検疫所の宿泊施設に3日滞在したのち、改めてPCR検査を受け陰性が確認されてから帰宅できていました。

 

まとめ〜 シアトルの店舗営業・感染状況・入国制限など

【スリフトショップ・レストラン・コンビニなどの営業状況(更新日:11月4日)】

ワシントン州の経済活動はほぼ全面的に再開されていますが、8月23日以降、スリフトを含むショップやレストランなど屋内の小売・飲食店でのマスク着用が再度義務付けられるようになりました。


【シアトルの感染状況・ワクチン接種率(更新日:11月4日)】

アメリカでは、11月4日から5歳〜11歳の住民に対するワクチン接種が始まりました。
シアトルのあるキング郡は、12歳以上でワクチン接種が完了している住民が84%となっており、感染者数の増加に歯止めをかけています。
詳細はワシントン州政府の情報(日本語)をご参照下さい。

【入国条件・制限(更新日:11月4日)】

上記に最新情報をご案内いたしましたが、随時更新される情報ですので、詳細はこちらをチェックして下さい(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。

引き続き、滞在期間を長めに取って渡米される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂いております。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。

アメリカからの帰国に際しては流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。