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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況パート13

2021.12.10


「シアトルのコロナの状況はどうですか?」など、新型コロナウィルスの海外買い付けへの影響についてのお問い合わせを、引き続きたくさん頂いております。

このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
アメリカ古着買い付けは、先を見通しにくい時期が続いておりますが、今秋もたくさんのバイヤーさんにご来社頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
11月は、年末年始の販売を見据えて買付けをされていたバイヤーさんがほとんどだったかと思いますが、州をまたいでの買い付けはもちろん、ヴィンテージ雑貨など古着の枠に入らないアイテムの買い付けに挑戦されていた方もいらっしゃいました。
12月は、あいにく「オミクロン株」発生のため、日本への帰国時に「宿泊施設での3日間待機」が再度義務付けられるようになってしまいました。
日々変わっていく当地の情報を、次の買い付け・海外仕入れ計画にお役立ていただけると幸いです。

ワシントン〜オレゴンへの古着買付け近況 – DECEMBER 2021

今回は、12月8日施行になった、アメリカなどの数カ国から日本へ入国する渡航者に対する新たな水際措置について、シアトル日本領事館からの情報をもとにご案内します。

アメリカから日本への入国者に対する新たな水際措置って?

12月8日以降、ワシントン州から日本へ入国する場合には、ワクチン接種状況等に関わらず全員が検疫所が確保する空港近辺の宿泊施設で3日間待機することを求められます。

12月に入り、コロナウィルス変異株B.1.1.529(通称「オミクロン株」)指定国・地域から入国するすべての渡航者は、入国後、検疫所が確保する宿泊施設に滞在してから帰国が許可されるようになりました。
シアトルを含むワシントン州は、12月6日からこの指定に入ってしまいましたため、同8日以降に帰国された方は、検疫所の宿泊施設に3日滞在したのち、改めてPCR検査を受け陰性が確認されてから帰宅できるようになりました。
その後、入国後14日間の残りの期間をご自宅などで待機していただくという措置です。

この手続きは、今年6月から9月までも行われ、一旦解除になっていたものですが、新しい変異株の発生に伴い、あいにく復活となってしまいました。
この手続きについて「実際どうなの?」というお問い合わせを頂いておりますが、
6月に入ってからの日本入国体験談が、こちらで紹介されております。
大変参考になる情報ですので、是非ご参照下さい。

 

アメリカへ渡航するための必須条件

こちらは、先月11月8日に施行になったばかりのアメリカ側の措置ですが、アメリカへ空路で渡航するための必須条件が3つあります。

1)出発前検査結果の提示
2)ワクチン接種証明の提示
3)アメリカ滞在時連絡先情報の提供

それぞれについて前回のブログ記事で解説しておりますので、ご参照下さい。

アメリカでの古着買い付け後、日本入国(帰国)にあたり、アメリカ出国前の72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要になります。
この陰性証明のフォーマット詳細、およびシアトル近辺の信頼できるPCR検査場についての情報は、こちらのブログ記事をご参照下さい。

当社をご利用のお客様には、PCR検査予約等の手続きをお手伝いさせて頂いております。
買付荷物お持ち込みのついでにお声をかけて頂ければ対応させて頂きますので、お気軽にどうぞ。


まとめ〜 シアトルの店舗営業・感染状況・入国制限など

【スリフトショップ・レストラン・コンビニなどの営業状況(更新日:12月6日)】

ワシントン州の経済活動はほぼ全面的に再開されていますが、12月6日以降、小規模なレストランやバーなどを含む屋内の飲食店へ入店するには、ワクチン接種完了の証明書を提示することが義務付けられるようになりました。スリフトや小売店などはこの規定の対象外ですが、マスク着用は義務付けられています。


【シアトルの感染状況・ワクチン接種率(更新日:12月6日)】

シアトルのあるキング郡は、12歳以上でワクチン接種が完了している住民が87%となっており、感染者数の増加に歯止めをかけています。
詳細はワシントン州政府の情報(日本語)をご参照下さい。

【入国条件・制限(更新日:12月6日)】

上記に最新情報をご案内いたしましたが、随時更新される情報ですので、詳細はこちらをチェックして下さい(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。

引き続き、滞在期間を長めに取って渡米される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂いております。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。

アメリカからの帰国に際しては流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。