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次の買付のために〜シアトルのコロナ状況パート17
「シアトルのコロナの状況はどうですか?」
このブログエントリーでは、シアトル近辺の様子をゆるーくお届けします。
カナダへの買い付けについてご質問 – SEPTEMBER 2022
今回は、少し趣向を変えて、カナダへの買い付けについてお客様から頂いたご質問にお答えします。
シアトルからカナダ・バンクーバーへは車で約3時間。ポートランドへ行くのと同じくらいの時間で国境を越えられます。
少し違った傾向の商品を揃えるために、カナダへ買い付けに行きたいという希望をお持ちのバイヤーさんもいらっしゃるかと思います。
早速、ご質問にお答えさせて頂きます!
【ご質問】
次の買い付けでバンクーバーまで足を伸ばそうかと検討しているのですが、2点ほど伺いたく連絡させて頂きました。
① 現在、(アメリカからの)陸路での出入国の際に検査や隔離等何かしらの規制はありますでしょうか?
② アメリカに戻る際にカナダで購入した商品に対して関税を支払う必要はありますでしょうか?
アメリカからカナダへの陸路での出入国について
下記はバンクーバー新報 およびカナダ政府のサイトから抜粋してご案内いたします。
ポイント1)
アメリカからカナダに陸路で入国の際、ワクチン接種完了者は検査証明書不要ですが、ArriveCANアプリ(下記で説明)の準備が必要です。
陸路または空路で入国の場合、無作為で検査が行われる場合あります。自宅待機等はありませんが、陽性結果の場合10日間の隔離が求められます。
ポイント2)ArriveCANの準備
ArriveCANとは、日本入国の際に使われるファストトラックのようなアプリです。
ワクチン接種を完了しているかどうかにかかわらず、ArriveCANは必要です。
カナダ到着の72時間前に準備して下さい。
ArriveCAN アカウント作成についてはこちらをご参照下さい。
ワクチン接種が完了している場合はワクチン接種証明書をArriveCANにアップロードして下さい。
ポイント3)
カナダから陸路でアメリカへ入国する場合について、ESTAの情報サイトから抜粋してご案内いたします。
「2020年3月より封鎖が続いていたカナダおよびメキシコとの陸路・海路国境は、2021年11月8日に解除されました。現在はワクチン接種完了を条件に自由な往来が可能です。」
※入国制限措置は変更となる場合があります。今後発表される最新の情報を随時ご確認ください。
アメリカに戻る際にカナダで購入した商品に対して関税は発生しますか?
アメリカ税関 ほか多数のサイトを参照いたしましたところ、800ドルまでは免税になるという情報を多く見かけましたが、商品の購入者がアメリカ市民であるという前提で書かれていました。
そこで、本件の詳細については、外務省 領事サービスセンター(海外安全相談班)
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線 2902、2903)
へのお問い合わせをおすすめ申し上げます。
日本の旅行会社も情報をお持ちかと思いますので、出国前にご確認されることをおすすめ申し上げます。
まとめ〜 シアトルの店舗営業・感染状況・入国制限など
【スリフトショップ・レストラン・コンビニなどの営業状況(更新日:9月20日)】
ワシントン州の屋内の飲食店やショップへの入店にあたり、ワクチン接種完了の証明書提示や、マスク着用などは義務付けられなくなりました。一部の小規模店舗などでは、マスク着用を推奨しているものもありますので、マスクは携帯しておくと便利です。
【シアトルの感染状況・ワクチン接種率(更新日:9月20日)】
シアトルのあるキング郡は、ワクチン接種が完了している16歳以上の住民が約90%となっており、感染者数の増加に歯止めをかけています。
詳細はワシントン州政府の情報(日本語)をご参照下さい。
【入国条件・制限(更新日:9月20日)】
2022年6月12日より、アメリカへの渡航要件が変更となりました。
これまでアメリカへ渡航する際はPCR検査による陰性証明書の提示を必須としていましたが、同措置は撤廃されました。今後は英語で記載されたワクチン接種完了証明書(海外渡航用の新型コロナウイルスワクチン接種証明書)のみ提示が求められます。渡航する際はワクチン接種完了日から14日間以上の経過が求められ、該当しない方は航空機への搭乗が認められません。
また、アメリカ滞在時の連絡先に関する情報提供も必要となり、渡航前に各航空会社への提出が求められます。
以上こちらより抜粋しました(アメリカ政府のESTA関連情報サイト)。
また、日本への帰国あたり、9月7日午前0時(日本時間)以降、有効なワクチン接種証明書を保持している全ての帰国者・入国者については、出国前72時間以内のPCR検査証明の提出が求められないことが決定されました。詳細はこちらをご参照下さい。
アメリカ古着買い付けから帰国される際の手間と費用が少し減ったこと、バイヤーさんには朗報ですね。
引き続き、滞在期間を長めに取って渡米される古着バイヤーさんが多いようです。
「買い付け期間の途中、たまった商品を持ち込んで出荷までの間置かせて頂きたいのですが?」
といったお問い合わせを頂いております。
答えは、「もちろんです!!」
ご心配な点などあるかと存じますが、まずは当社までご相談下さい。
アメリカからの帰国に際しては流動的な状況もあり、古着買い付けのご予定を組むのがなかなか難しい時期かと思います。
アメリカ古着買付についてご質問等ございましたら、できる限りの範囲でお答えさせて頂きますので、こちらのフォームよりトレンドターゲットまでお問い合わせ下さい。